最近、部屋の中で違和感を覚えることがあった。特に食べたわけでもないのに、空間に納豆のような臭いが充満している。最初は原因がわからず、換気しても消えないその異臭に困り果てていた。
「納豆は食べていないのに、なぜこんな臭いが?」
部屋の中を注意深く探ってみると、意外なところに原因を発見した。それは、部屋干ししている洗濯物だったのだ!特にある1枚のTシャツが、納豆のような臭いを放っていた。特に生乾きのときの臭いが酷く、空間に広がっていたのだ。
「このTシャツ、もう捨てるしかないのか…?」
そう考えたものの、せっかくなら自分でこの臭いを消せないか試してみることにした。洗濯物の嫌な臭いを消す方法について調べながら、実際に実践してみた。
納豆臭の原因とは?
原因を調べてみると、この納豆臭の正体はモラクセラ菌という細菌の影響であることが判明した。モラクセラ菌は、湿った洗濯物の繊維に付着し、時間が経つと繁殖する。この菌が発生することで、4-メチル-3-ヘキセン酸という物質が生成される。この物質があの独特の生乾き臭を引き起こし、納豆のような不快なにおいになる。
つまり、モラクセラ菌の繁殖を防げば、納豆臭をなくすことができるというわけだ!
実践!納豆臭を簡単に取り除く方法
Webでいくつかの対策方法を調べたところ、多くの人が試している洗濯方法が紹介されていた。その中で「これならすぐできるし、効果も期待できそう!」と思った最も簡単な方法を試してみることにした。
実際にやった手順
1. いつも通り洗濯機で洗濯
2. 粉末タイプの酸素系漂白剤に漬け置き(お湯を使用)
3. 1時間経過後、再び洗濯機で洗濯
具体的には、ワイドハイターの粉末タイプの酸素系漂白剤を使うことにした。

漂白剤の量は、パッケージの説明通りに計量し、50℃くらいのお湯でしっかり溶かすように意識した。
バケツに漂白剤を入れ、お湯を加えながら混ぜることで、粉末がムラなく溶けるように工夫。その後、問題のTシャツを投入!そのまま放り込むだけでは、均等に漂白剤が行き渡らないと考え、最初にバケツの中で軽くかき回してみた。

そしてタイマーをセットして、1時間待機!
時間計測はスマホのタイマー機能を使って、正確に計測した。
時間が経過したら、もう一度普段通り洗濯機で洗濯し、完了!
気になる結果は?
この方法で処理したTシャツを、いつも通り部屋干しにしてみた。すると…驚くことに、
乾いていく過程で納豆臭はまったく発生しなかった!
「これは成功だ!」と確信。おそらく、臭いの原因となっていたモラクセラ菌が酸素系漂白剤によってしっかり分解されたのだろう。これで、部屋の納豆臭問題は完全に解決!
まとめ
今回の検証で、部屋干ししていた洗濯物の納豆臭は、モラクセラ菌の繁殖が原因であることが分かった。そして、その菌による異臭を酸素系漂白剤を使った漬け置き洗いで撃退できることを実証した。
手軽にできる方法として、洗濯後に50℃のお湯で漂白剤につけ置きするのが効果的!
「洗濯物から変な臭いがする…」という方は、ぜひ試してみてほしい。
コメント